アルマイト処理とは
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アルマイト処理でこんな点で困っていませんか?

ケース その1 液だれ(アルマイト処理中に溜まった、酸液や封孔液等の泣き出し)
ケース その2 アルマイト処理中の膜厚のばらつき(虹色状の変色等)
ケース その3 単品及び量産ベースでの納期の遅れ

当社は精密板金等の硬質・カラーアルマイト処理に関して、長年のノウハウと実績で品質、コスト、納期で納得の仕上がり具合と高い評価を得ております。

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アルマイト処理とは

アルミニウムの表面を陽極として、主に強酸中で水の電気分解により、酸化させ、コーティングする表面処理の総称です。(陽極酸化処理とも表現します)
アルミニウムは本来、傷つきやすく、環境の変化にも弱い金属です。(鉄と比べると腐食に強いですが、それは表面に薄い酸化皮膜を生成している)
その為、アルミニウムの耐食性、耐摩擦性を向上させることを、主な目的として、アルマイト処理が行われます。
その他にも、染色による装飾などを目的として、行われる場合もあります。
処理前 処理後
アルマイト処理前 アルマイト処理後


メッキ処理とアルマイト処理の違い

電気メッキでは、金属を陰極で電解し、電解液中の金属イオンを還元析出させ、表面処理をしますが、アルマイト処理では、陽極で電解し、表面に特異な形状をした、厚い酸化皮膜を生成させます。

そのため「陽極か、陰極か、どちらで電解するか?」という事が、金属メッキとの基本的な違いといえます。

また、通常のメッキのように製品の上に異種金属の膜が重なり合って層を形成しているのとは異なり、アルマイト処理では、アルミ素地自体がメッキ浴中に溶解します。

その為、生成された膜厚(アルマイト層)の厚み約3分2がアルミ素地に入り込む状態となるので、剥がれ難く、丈夫なコーティングがアルマイト処理では可能となります。



アルマイト処理の種類

一般アルマイト    耐食性、耐摩擦性の向上
硬質アルマイト    非常に硬いアルマイト層を生成させる
カラーアルマイト   着色、染色をする表面処理


一般アルマイト処理

アルミニウムなど傷つきやすい、素材の耐食性や耐摩擦性を向上させます。


硬質アルマイト

硬質アルマイト処理は、通常の処理より長時間の処理を行います。皮膜硬度(※1)が非常に高く処理後キズが付きにくく、工業製品に多用されます。
皮膜の色は素材・膜厚により変色します(※2)が、薄膜では通常アルマイトと変わりません。当社では、通常30μm以内で処理を行っております。

※1:皮膜硬度は、約Hv280MAX(Al 5000番台・Al 1000番台)
※2:皮膜の色は素材・膜厚によって変わります。一般的に膜厚が厚いほど色が濃くなります。

当社の硬質アルマイト加工は、通常から傷が付きにくい、膜圧30μm以内で処理を行っております。
なお、膜圧指定30μm以上をご要望の場合も、お気軽にご相談ください。


カラーアルマイト

肉眼では見えんませんが、アルマイト層には、微細な孔があります。この微細孔にアルマイト処理をした後、染料を浸透させ、 封孔処理(染料の入った微細孔に蓋をする処理)をして、着色する表面処理です。メッキなどとは違い、色のはげ落ちなどがないのがメリットとなります。

当社では、特にカラーアルマイト加工につきましては、日々研究を積み重ね、独自のノウハウを生かし、精密機器・外装品等、お客様のご要望に応える製品造りをしております。
色サンプル等、ご要望がございましたら、御提示が可能です。ご相談ください。

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その他、関連営業内容

ブラスト処理 (ガラスビーズ・アランダム用、鉄粉用、ステンレス用)を行うことができますまた、自社開発商品販売、OEM製品生産も行っております。
お気軽にご相談ください。


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